神奈川県横浜市青葉区奈良3-14-1(こどもの国から)

                  建設業許可 神奈川県知事 許可(般ー4) 第90186号
     古物商許可 神奈川県公安委員会 第451910009708号                 

お気軽にお問い合わせ、ご相談ください

0120-970-288
営業時間
9:00~18:00
定休日
日曜・祝日

フォームでのお問い合わせは24時間受け付けております

けあさぽBlog「施工」や「サービス」について

『クロス張替え』その1 2021/12/3

クロスの継ぎ目の割れ

下地の吸水調整・下地補強用水性万能シーラー

原状回復工事にあたり、クロスが写真のように
割れてしまっているケースを見かけることが
あります。

 

今回の症状は、新築時のコンクリート
(モルタル)壁下地の段階で
クロスの糊がキチンとつくような
接着補強材(シーラー)がコンクリート面に
塗られていないことが原因です。

 

実は目に見えない下地の処理が、クロス
施工においては、最も大切です。

 

シーラーの種類も、下地の状態や下地の材料
(石膏ボードやコンクリート、木材パネルなど)
によって使い分けます。

 

また何よりもプロとして試されるのが
下地に応じて

「原液をどれくらい希釈すること」

が最適なのか、判断することです。

希釈率を誤ると、クロスの糊が壁に吸い込まず
剥がれをつくる原因につながります。

 

下地の処理をキチンと行うことは
とても大切なことですので
あらためてお伝えいたします。

『クロス張替え』その2 2022/1/20

新しい壁にパテを塗った後

目地補強用グラスファイバーテープ

クロスがいつまでもキレイに貼られているかは

「目に見えない下地処理が適切に
行われているか・・」

次第です。

 

右の写真は、新しく作った壁(石膏ボード)に
パテを塗り、壁を平らにしています。

平らになっていない上にクロスを貼ると
壁に凹凸が出来てしまうため、パテ塗りは
張替えの場合でも、必ず行います。

パテも種類があり
先に粒子の粗い(費用も安い)パテを塗り
次に粒子の細かい仕上げ用(費用が高い)
のパテを塗っていきます。

稀にクロスが浮いているような(剥がれている)
症状を起こしているのを見かけるのですが
これは粒子の粗い費用の掛からないパテしか
使われていないことで
クロスがきちんと付いていないことから起こります。

 

さらにクロスとクロスの継ぎの部分に
隙間などを作らないようにパテ塗りと合わせ
「グラスファイバーテープ」
を貼ります。

良いクロス職人は費用が掛かっても
グラスファイバーテープを適切に使用して
パテも使い分けをしています。

 

クロスの仕上がりの良さは

「下地処理に費用と手間」

がキチンと掛けられているかになります。

『クロス張替え』その3 2022/11/10

今回は、クロス選びのコツについて・・

退去に伴う原状回復工事などで
汚れや、キズなどの傷みから
クロスを張替えていただく機会が
多いと思います。

私たちは、出来るだけ費用負担を少なく
末永く良い状態を保っていただく為に
クロス張替えについては
いろいろな工夫を行っています。

 

その1つに「ロングセラーのクロス」を
選んでいます。

 

 クロスの色柄は、メーカーが3年くらいの
間隔で、新たな色柄を発売、また廃番などの
見直しを行います。

お部屋によっては、壁の一面の張替えや
一部分の補修でキレイに出来ることが
よくあるのですが
同じ色柄のクロスが既に廃番に
なっていることにより
お部屋全てのクロスを張替える必要が
生じてしまうケースもあります。

このようなことも想定し、基本的には10年以上
出来れば20年以上作られているロングセラーの
クロスから選ぶことをお勧めしています。
(10年以上のロングセラーですと、これからも
引き続き、作られていく可能性が高いと思われるため)

 

このような、ちょっとした取り組みの一つが
実は大きな節約に繋がっています。