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けあさぽBlog「思い」や「考え方」について

『品質(仕上がり)にこだわる』その1 

私たちが、施設さまのお仕事を始めた際に
施設さまから

「いつまでも新築時の状態を
保てるようにして欲しい」

というご要望をいただきました。

そのお声をいただいてから15年以上に
わたり試行錯誤を繰り返してきたのですが
一貫して心に期してきたのは

「品質(仕上がり)にこだわる」

ことでした。

何故、頑なにこだわってきたのか
少しずつお話しをさせていただきます。

『品質(仕上がり)にこだわる』その2 

『品質(仕上がり)にこだわる』
理由はいくつかあります。

まず、ご入居者さまからの声です。

私たちは部外者でもありますので
ご入居者さま相手のお仕事を
させていただく機会に
ご入居者さまの率直な思いを
伺うことがございます。

中には理不尽のような厳しいことを
おっしゃる方もいるのですが
「ごもっともです・・」と思うことも
あります。

 

ある時に、お部屋に問題があり
修繕作業に伺った際

「今まで一生懸命蓄えた財産を使って
入ったのに、このようなお部屋で残念です・・」

と嘆きに近いお声を伺ったときは
私も、本心で頷いておりました。

私もこのご入居さまと同じ立場であれば
きっと同じような思いを
抱いたかもしれません。

『品質(仕上がり)にこだわる』その3 

『品質(仕上がり)にこだわる』
理由はいくつかあります。

次は施設さまのため
また施工を行う業者にとってです。

 

例えば、フローリングにキズがあり
リペアを行う立場から見ると補修の難易度が高く
手間が掛かるケースがあります。

このキズをキチンと直すには費用も掛かるため
費用対効果(新規のご入居者さまにの入居の際の
特段の妨げには繋がらない)を考えると

「費用を掛けて直すことをしない」

と補修を見送る判断を下すこともあるかと思います。

 

実は始めのうちは些細なことですが
次も同じような箇所を見つけても

「今回も見送り」

と同じ判断を繰り返していきます。

 

施設さまにとって費用が掛からず
また施工業者にとっても困難な手間の
掛かることが省け
常に易きに流れ
正直なところ、たいへん気も楽になります。

 

「質が下がり始める」のは
     ↓
ある程度で良い
     ↓
どんどん判断基準が曖昧で甘くなり
いい加減になる
     ↓
この循環が当たり前になり
妥協点も多くなる
     ↓
質の低下が進み、施設さまの競争力が落ちる

 

実は、この流れに慣れてしまうことを
施工を行う私たちも一番恐れています。

私たちも「技術力が
自然と落ちていく」からです。

 

常に「慣れない」ことを大切にしています。